Leaving Expectations at the Shore

期待を裏切られたバンデラの沿岸


コナー・スミス(Conor Smith)は船乗りであり、冒険家であり、ディンギー(※)に乗った探検家であり、そしてマイアミで海洋学を学ぶ大学院生としての顔も持っています。このOdysseyは、経験豊富なコナーに対する我々からのちょっとした挑戦であり、初心者のクルーには彼から航海についての知識を体得してもらおう――という狙いがありました。
※ レジャー用小ボート


「“冒険”は使い古された言葉だ。今日では長距離のフライトや隣の州へのロードトリップ、はたまたチェーン展開されたモーテルでのストップオーバーでさえも、大げさに“冒険”って表現されるよね。でも、『本当の冒険』って何だろう? そして、なぜ人々は冒険を追い求めるんだろうか?」


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「SperryからOdysseyに参加するチャンスを与えられたことで、僕は4人のまったく見知らぬ人たちと新しい場所や国を旅することができた。日々何をして活動するべきなのか、僕たちには何の手がかりもなかったけど、僕は挑戦を受け入れ、未知なるものを受け入れることにしたんだ。このOdysseyはすべてにおいて僕を魅了したし、僕は自分自身が持っている旅のノウハウを惜しみなく注ぎ込んだよ」


「僕たちの課題は、前人未到の場所に行き着くことでも、スピードに挑戦することでも、何らかの記録を打ち破ることでもなかった。自分たちが一生忘れない旅にする――ただそれだけさ。僕たちは偶然集められた流れ者に過ぎなかったけど、旅を終える頃にはひとりのクルーだった。共に感情の浮き沈みを体験し、目まぐるしく変わる気候にさらされ、同じように夕焼けや日の出に感動した。でも、もっとも大切なことは、どんな障害もみんなで乗り越えたということに尽きるだろうね」


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「正直なところ、Odysseyが始まる前は他の参加者たちのバックグラウンドに不安を感じしていたんだ。経験豊富な船乗りだからといって無理難題を突き付けられるのでは? と心配したし、他の参加者にとってはムチャな挑戦なんじゃないかとも思ったしね。特にニューヨークのファッション・ブロガーがこの船に同乗すると聞いたときは、きっと彼女がいちばん最初に音を上げるはずだと予想したもんさ(ごめんよ、クリスティーナ!)。でも、その期待は良い意味で初日から裏切られた。彼女は他の参加者と同様に、もしくはそれ以上にタフだった…まるでチーク材のようにね。バンデラでの一夜を明かした朝、クリスティーナが石けんを持ってシャワーを浴びに行くかのように、北大西洋の海水へ飛び込んだときは目を丸くして驚いたし、僕の固定観念はそこで完全に消え去った」


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「このOdysseyで僕は、強い精神と勇敢な心さえあれば、誰にだって冒険ができるんだということを学んだ。また、北大西洋の日の出が以下に素晴らしいかも学ぶことができたし、その光景は今でも目に焼き付いている。僕はすべての記憶に、とまどいの瞬間に、不確実性に、そして僕の新しい友人たちに、心から感謝したい」


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2016年5月31日

ADVENTURES OF THE CREW

クルー達の冒険